鴨江別館は、建築展会場「旧浜松銀行協会」の向かいにあります。

「旧浜松銀行協会」を奥さんと例えるならば、
「鴨江別館」は、男性的で力強い、頼れる「親父」といった印象。



左手「鴨江別館」。右手「旧浜松銀行協会」。
昭和初期に生まれた夫婦の様。
鴨江別館が3つ違いの年上だとか・・。




人は歳を取ります。
建物も歳を取ります。

人は歳を取り、健康診断をすれば、総てが健康と云えないかも知れません。
建物も歳を取り、耐震診断をすれば、同じように総てが問題がないと云えないかも知れません。


診断をして、結果が良くなければどうするでしょう。
人の場合は、他から命を絶たれることは有りません。
可能な限り、今の姿のままで治療が施されるでしょう。

建物の場合は・・・。
今の姿を全く変えて、命を残すか。
或いは、他者から命を絶たれるか・・・。



建物は人命を守ると同時に、
人々の記憶を紡いでいます。

建物の命を安易に絶つことは、
人々の記憶も同時に消し去ることになるかと思います。


建築展の出展者は、
ライトアップされた「鴨江別館」を見ながら、
何となく、そんなことを感じちゃうんだな~。